2020北海道のオススメ観光スポット

コロナの数また増えてきましたね・・

札幌では夜の営業がまた停止されそうです。オリンピック大丈夫かな、。

さて、北海道は海の幸が有名なのはもちろんのこと、ラベンダー畑で有名な富良野や流氷で有名な知床など大自然を満喫することができる魅力的な場所です。
また、特別史跡である五稜郭があるなど歴史ファンにも人気の観光名所ともいえます。

今回はそんな魅力あふれる北海道の観光スポットをいくつかご紹介していきたいと思います。

北海道観光ではエリア別観光がおすすめ

北海道は地図を見てわかるように非常に広い面積となっています。
その為限られた時間の中で観光を楽しむのであれば効率よく各場所を回る必要があります。
そこで北海道を4つのエリアに区分し、日程に区切りエリアを回れば効率よく観光名所を回ることができ北海道を満喫することができます。

北海道は昔から東蝦夷地、西蝦夷地といったようにいくつかの地域別に区分されており、現在も呼び名や区画は異なりますが区分が存在します。区分は大きく分けて4つあり以下のようになっています。

・道央・・・石狩・空知・胆振など
・道南・・・渡島・檜山など
・道北・・・上川・留萌など
・道東・・・網走・十勝・釧路など

北海道のおすすめ観光スポット

ここでは上記のエリア別にそれぞれのおすすめ観光スポットをご紹介していきます。

【道央エリア】

・三島さんの芝ざくら庭園
札幌から車で約2時間の位置にある倶知安町に非常に美しい芝桜庭園があります。ここは倶知安町にお住いの三島さんという個人の方の敷地内にある庭園になっています。個人の庭園となっているため観光名所のような大きな駐車場はありませんが、それでもぜひとも訪れていただきたい観光スポットの1つです。

毎年6月頃に約3000㎡の広大な土地に一面芝桜が咲き誇ります。管理が徹底されているので雑草などが生えておらず一面ピンク色に染まっています。中にはピンク色の芝桜のなかに白色の芝桜が咲いておりこれもまた絶妙な組み合わせで非常に綺麗です。また場所によっては芝桜をバックに雪化粧を残した羊蹄山を入れた写真を撮影することができ、芝桜のピンク色と奥にそびえる羊蹄山が非常によいコントラストを表現してくれます。芝桜単体での写真ももちろん良いですが、このように色々な角度から撮影することで多彩な景色を楽しむことができます。もちろんSNS映え間違いなしです。

敷地内には芝桜で羊蹄山とニセコ連峰を表現している「芝ざくらの丘」と呼ばれている場所もあり、こちらも丘の頂上に白色の芝桜が咲くことで羊蹄山の雪化粧を表現するなど芸術性が非常に高い場所となっています。

北海道にはこの場所以外にも芝桜が有名な滝上町の芝桜公園や、大空町の東藻琴芝桜公園
がありますが札幌からは距離が遠く、車で移動するとなると約5時間から6時間ほどかかってしまうため半日を移動時間で使ってしまいます。三島さんの芝桜は冒頭にも記載したように札幌から車で約2時間の距離ですので限られた時間の中で回るとなるとこちらのほうがおすすめです。

・襟裳岬
北海道といえば襟裳岬というほど有名な場所です。誰しも1度は聞いたことがあるのではないかと思うほど知名度でいえば非常に高いのではないでしょうか。襟裳岬は別名「日本の背骨」と呼ばれており日高山脈の最南端に位置します。岬ならではの風の強さや圧巻の景色を見れば大自然を体全体で感じることができます。

襟裳岬には様々な魅力が詰まっており、有名な観光地ゆえにお土産屋や食事処などが多く、大自然を感じながら食事を楽しんだり、お土産が買えたりと旅行にぴったりの場所といえます。

観光といえば昼間に襟裳岬を訪れている人がほとんどなのですが、日の出スポットとしても非常に有名です。襟裳岬の沖合では日本海流と千島海流がぶつかり合うため非常に迫力のある景色をみることができ、岬の先端から続く岩礁と日の出が重なればまさに圧巻の景色になります。初日の出も毎年多くの方が訪れています。

【道南エリア】

・五稜郭
五稜郭の歴史は非常に古く江戸時代まで遡ります。当時は日本の外からやってくる外国人との交渉や北海道(当時は蝦夷地)の防衛をしっかりとしたものにするため奉行所を設置する必要がありました。しかし、市街地に設置してしまうと外国人の目に留まりやすく見透かされる危険性があったため、奉行所の周りに土製の堤防上の壁を築き河川から水流を引き込むことでこの問題を解決したとされています。このように五稜郭は歴史的にも非常に価値のある貴重な観光スポットなのです。

五稜郭の綺麗な五角形を見るためにおすすめの場所は「五稜郭タワー」です。五稜郭だけではなく函館市街を一望できる圧巻の景色は非常に魅力的です。また五稜郭タワーの中には先ほど簡単に説明した五稜郭の歴史を学ぶことができる歴史回廊もあるので五稜郭の歴史を学びながら景色を楽しむことができます。タワー全体が全面ガラス張りであることやシースルーフロアがあるなどお子さん連れでも楽しむことができます。

【道北エリア】

・富良野ラベンダー畑
北海道といえばラベンダー畑、というぐらいに有名なのがこの富良野ラベンダー畑です。このラベンダーを見るためだけに訪れる方がいるぐらいです。ラベンダーは見た目の美しさだけでなく非常に香りが良いことでも有名です。広大なラベンダー畑を眺めながら時折吹く風に漂うラベンダーの香りに包まれればあっという間に虜になります。

園内には「彩りの畑」と呼ばれるカラフルなラベンダー畑もあり一面紫色の通常のラベンダー畑と違い、こちらも非常に美しい光景を目にすることができます。
もちろん一面紫色のラベンダーで広がる「トディショナルラベンダー畑」も非常に美しく山の緑と空の青色、そしてラベンダーの紫色が作り出す景色は非常に美しく見とれてしまうほどの景色となります。

園内では7月中旬から下旬に見ごろとなる品種や7月上旬から中旬にかけて見頃となる品種があるなど様々な品種が育てられており時期ごとにまた違った景色を楽しむこともできます。

またラベンダーだけではなく、サルビアをはじめとする様々な花もあるため春や秋なども綺麗な花畑の景色を眺めることができます。園内には売店やカフェなど複数の店舗が営業しているためラベンダーで作られたドライフラワーやラベンダーソフトクリームといった店舗巡りも楽しむことができます。

【道東エリア】

・紋別市の流氷
特に冬に訪れていただきたいのがこちらの場所になります。もちろん春夏秋冬どの季節でも美味しい海の幸が食べられるなど魅力たっぷりの場所になります。

ではなぜ冬に訪れていただきたいかというと流氷を見ていただきたいからです。
広大なオホーツク海を流れてきた流氷を目の前にすることができる専用クルーズもあります。
流氷砕氷船に乗れば沿岸いっぱいに広がった流氷の中を突き進むことができ、流氷を間近で観察することもできます。自然がつくる神秘的な光景を目の前にすることができる珍しい場所ですのでぜひとも訪れていただきたい観光スポットです。

また流氷について詳しく学ぶこともができる北海道立オホーツク流氷科学センターもあるので流氷を実際に見て思った疑問などもここで解決しましょう。

まとめ

北海道は広い面積から非常に多くの観光スポットがあります。自然だけはなく歴史的価値のある名所も数多く残っており、自然、歴史、グルメと多方面で楽しむことができる魅力的な場所ばかりです。
1度の観光ではすべての場所を回ることは難しいと思いますので何度かに分けてでも北海道全土の観光スポットをぜひとも訪れていただきたいです。
ただし冬はやはり寒いので訪れる際は防寒対策をしっかりおこなっていただき北海道を存分に満喫してください。