北海道で有名な海産物を紹介!!

2020年6月23日

北海道と言えば「海産物」ですよね。
カニやホタテ、イクラ等、美味しい海産物が獲れることで知られています。
海産物を食べるために北海道に行きたい!という方もいるでしょう。

ただ、実際北海道で何を食べるかと聞かれると、特産品が多すぎて迷っちゃいますよね。
そこでこの記事では、北海道でしか食べられないおすすめの海産物を紹介します。

是非この記事を読んで、食べてみたい海産物を見つけてください。

北海道が海産物で有名な理由

北海道の海産物が豊富な理由は、3つの海に囲まれているからです。
北海道は「日本海」「太平洋」「オホーツク海」の3つの海に囲まれています。
それぞれの海で性質が異なるため、様々な種類の海産物が獲れたり、同じ種類の魚でも漁期や味が異なったりします。

例えばホタテは、東側では8~9月、西側では3~4月に多く水揚げされます。
同じ種類のホタテでも、地域によってかなり差が出るんです。

北海道のあちこちで、その土地特有の海の幸が獲れる、それが海産物が豊富な理由です。

おすすめ海産物

北海道で獲れるおすすめの海産物を紹介します。

カニ

北海道では、多くの種類のカニを食べることができます。
カニの王様「タラバガニ」はもちろん、紋別では「ズワイガニ」、枝幸では「毛ガニ」、根室では「花咲カニ」、網走では「アブラガニ」が名産です。

長万部や雄武も毛ガニの町として有名で、釧路では花咲カニや毛ガニの水揚げが盛んです。
この中で特におすすめなのが「アブラガニ」と「毛ガニ」です。

アブラガニは、見た目がタラバガニとそっくり。
そのせいで、タラバガニの偽物というレッテルを貼られてしまっているカニです。
ただ、味はとても美味しく、特に身の部分はタラバガニに引けを取らない程。
値段はタラバガニに比べるとかなり安いため、美味しいカニを安く堪能したい方におすすめです。

毛ガニの魅力はなんといっても「カニ味噌」です。
元々毛ガニは味噌が美味しいことで有名ですが、北海道の毛ガニは一味違います。
北海道で獲れた毛ガニの味噌はとにかく濃厚、量もたっぷり入っています。
そのまま食べるのもいいですが、カニチャーハンなんかにしても絶品です。

カニ味噌好きの方は是非食べてみてください。

ウニ

夏に旬を迎える「ウニ」
夏の味覚の王様といっても過言ではありません。

そんなウニがたくさん獲れるのが、北海道の西側にある「積丹半島」です。
積丹半島では「白ウニ(キタムラサキウニ)」と「赤ウニ(エゾバフンウニ)」の2種類を楽しむことができます。

白ウニ(キタムラサキウニ)は黒く長いトゲが特徴的で、身は黄色っぽい色をしています。
皆さんがイメージする通りのウニです。

トロっとしたクリーミーさが特徴的で、とても上品な甘みがあります。
赤ウニ(エゾバフンウニ)は短いトゲが沢山付いていて、イガ栗のような見た目をしているウニです。
馬ふんの形に似ていることから「バフンウニ」と名付けられました。

白ウニと比べると収穫出来る量がとても少ないため、高級品として扱われています。
赤ウニの特徴は、強い甘みです。
オレンジ色の身は、他のウニとは比べものにならないくらい味が濃く、コクのある甘みを感じることができます。

甘みの秘訣は、積丹の上質な昆布を食べて育ったから。

つまり、美味しい赤ウニは積丹でしか食べることができないということです。

ホタテ

北海道ではホタテの水揚げが1年中行われているため、いつでも美味しいホタテを食べることができます。
北海道産ホタテの特徴は、貝柱の大きさです。
大きく分厚い貝柱は、しっかりとした歯ごたえで、口いっぱいにホタテを感じることができます。

また、11~5月にかけては、卵をもったホタテが水揚げされます。
ホタテの卵は、貝柱とはまた違った味わいがあり、特に鍋や煮込み料理の具材として使うのがおすすめです。
子持ちホタテを食べることが出来るのも、北海道ならではですね。

もし料理でホタテを使いたい場合は、干し貝柱がおすすめです。
干し貝柱は、天日干しを何度も繰り返して作られているため、旨み成分が凝縮されています。
その味は、中華料理でフカヒレ・干しアワビと並んで珍重されているほど。
水に浸しておくだけで濃厚なダシがとれ、貝柱自体も柔らかくなって美味しくいただくことが出来る、まさに一石二鳥の食材です。

もちろん、そのまま食べることもできます。お酒のつまみにピッタリです。

イクラ

北海道のイクラは、親の鮭と同じく9~11月に旬を迎えます。

そんな旬の時期に獲れたイクラは、粒が大きく、口の中で弾けるような食感を楽しむことができます。

プチプチと弾けたイクラの中からは、濃厚で甘みの強いイクラ本来の味が溢れ出てきて絶品です。

また、北海道のいくらは、獲れたての新鮮な状態ですぐに醤油漬けにするため、鮮やかで透明感のある赤色をしています。

定番の食べ方は、ご飯の上にイクラをたっぷり乗せた「イクラ丼」。

シンプルだけど、イクラを味わうにはピッタリの食べ方です。

もちろんそれでも美味しいのですが、同じ北海道名物であるウニと一緒に食べるのも絶品。

イクラの塩加減と食感、そしてウニの甘みは相性抜群です。

エビ

北海道では主に3種類のエビが水揚げされます。

  • 甘エビ
  • 北海シマエビ
  • ボタンエビ

甘エビ(正式名称:ホッコクアカエビ)は、柔らかく粘り気がある身と、独特の甘みがあるのが特徴のエビです。

主に生で食べられることが多いですが、天ぷらや鍋もの等にも使われます。

北海シマエビ(正式名称:ホッカイエビ)は、主にオホーツク海に生息していて、加熱すると紅白のしま模様になるのが特徴のエビです。
北海シマエビの旨味は、加熱することで引き出されます。
塩ゆでして食べることで、北海シマエビ本来の味を楽しむことができます。

ボタンエビ(正式名称:トヤマエビ)は、北海道沖に広く生息しているエビです。

火を通すと甘さが消えてしまうため、刺身や寿司で食べることでボタンエビを堪能できます。

まとめ

北海道の海産物について紹介しました。

この記事で紹介した海産物は以下の5つです。

  • カニ
  • ウニ
  • ホタテ
  • イクラ
  • エビ

どれも人気の海産物で、とても魅力的です。

是非皆さんも気になった北海道の海産物を食べてみてください。