2020簡単に使える!ドロップイン型のオフィススペース

北海道ではコロナの第3波が襲来していますね。

2020年はテレワークをはじめ新しい生活様式が生まれておりますが、超短期の東京出張の際、私が利用する場所をご紹介します。

最近では従来のノートパソコンをはじめ、MacbookやSurfaceなどの持ち運びが気軽に行うことができるハードウェアが多く普及しています。そのため出張先や外出先などでも仕事ができるということが当たり前になっています。
また、フリーランスなどで仕事をすることも一般的になってきています。しかし、そこで問題になるのが仕事をする場所です。外出先などで仕事をすることができる端末を持っていても場所がなければ仕事をすることができません。そこで注目を浴びているのが「コワーキングスペース」といわれる場所です。
今回は今話題のコワーキングスペースと東京都内で利用することができるコワーキングスペースをいくつかご紹介していきたいと思います。

コワーキングスペースとは

コワーキングスペースはコワーキングという言葉は英語で書くと「Coworking」となり、Co-Workingの組み合わせとなっています。Coは共同などの意味となり、Workingスペースと組み合わせて「共同で仕事をすることができる場所」ということになります。会議室やミーティングルーム、事務所スペースなど不特定多数の人が多目的で利用できる仕事場と理解していただければと思います。現在このコワーキングスペースは新たなワークスタイルとしてヨーロッパやアメリカなどを中心に広がっており日本でも普及しつつあります。

カフェや喫茶店ではだめなのか

最近ではカフェや喫茶店でもWifiが完備されていることが多く、そのほとんどが無料で提供されています。そうなるとコワーキングスペースではなくカフェや喫茶店でよいのではないかと考える人も多いと思います。しかし、カフェや喫茶店はあくまでも飲食をすることが目的になっているため、お店側はお客に長居してもらうよりも次から次にお客を回転させたいと考えています。そのため、フリーWifiでありながら時間制限をかけていることもあり、その場合には時間がくるたびにログインしなければなりません。さらに長時間滞在することへの罪悪感から不必要な飲食をしてしまったりすることもあるなど、意外と滞在費がかかってしまうだけではなく結果として作業効率も悪くなってしまいます。

そうなると長時間作業があらかじめわかっているのであればコワーキングスペースを活用することで上記の問題はすべて解決することができます。

コワーキングスペースのメリット

コワーキングスペースは仕事で利用することを前提にサービス展開しているので仕事に必要なWifiなどはもちろんのこと様々な工夫がされており快適に仕事をすることができます。

・通信が安定した高速Wifiが完備されている
現在は仕事をする上でインターネット環境は必須となっています。しかし喫茶店などでは通信速度の遅いWifiである場合や通信が安定しないWifiである場合が多く、中々作業効率をあげることができません。しかしコワーキングスペースでは仕事で利用される前提ですので通信速度も高速で安定したWifiが完備されていることが多いです。

・電源が個別に準備されている
最近では喫茶店などでも電源を提供している場合もありますが、ほとんどの場合が共通の机で共同使用しなければならない場合が多く、電源を使用している人がいる場合は使えないということになります。そうなってしまうと作業効率を上げることもできないですし、何よりストレスが溜まってしまいます。コワーキングスペースでは個々の机ごとに電源が準備されているため電源の心配をする必要がありません。

・椅子などがオフィス用のものが準備されている
長時間作業をするとなると意外と大事なのが椅子です。どうしても長時間作業をすると腰が痛くなったり肩が凝ったりしてしまいます。喫茶店などでするとなると尚更そうなってしまいます。コワーキングスペースにはオフィス用の椅子が準備されているため快適に仕事を進めることができます。

・会議場所が準備されている
クライアントとのミーティングや少人数での会議をおこなう場合、喫茶店などでは他人に聞こえてしまう可能性が非常に高くなり、情報管理という面で非常に具合が悪いですがコワーキングスペースでは会議室が準備されているため個別の会議室が準備されていることが多いので安心して会議やミーティングをおこなうことができます。

・新たなコミュニティの形成
コワーキングスペースの一番の魅力ともいえるのがコミュニティの形成ができるということです。コワーキングスペースを利用する人はこの目的で利用している人もいるほどです。同じ場所に様々な業種の個人や団体が作業をしているので自然と利用者同士のコミュニティが形成されていきます。仕事をする上でコミュニティを形成するということは非常に重要ですのでそういった意味でもビジネスに特化したサービスともいえます。

・低コストで利用することができる
仕事場としてマンションの1室を賃貸する場合には家賃だけではなく、光熱費や通信費など様々な固定費が発生します。月額でも数万円かかってしまいます。また机やプリンターといった事務用品などの購入を考えるとさらに支出は膨らんでしまいます。コワーキングスペースではそれらの備品なども共有することにより固定費を低価格で抑えることができます。さらに1時間あたりで利用することできる「ドロップイン型」というサービスもあり1時間あたり数百円からサービス展開している場所もあります。

都内で利用できるコワーキングスペース

CASE Shinjuku
新宿エリアにあるコワーキングスペースでコワーキングスペースをメインの作業場としたい人に特におすすめです。個室も完備しておりドロップイン型の契約も可能となっており価額も9時から18時の間であれば1時間あたり500円で利用することができます。

BASE POINT
こちらも新宿エリアにあるコワーキングスペースで一番の魅力はサービスが充実しているということです。フリードリンクが付いて1時間480円という低価格でカフェを利用することができる他、ランチタイムにも注文を受けておりカフェでコワーキングスペースと同等の環境が整っているという感じになります。

co-ba SHIBUYA
こちらは渋谷エリアにあるコワーキングスペースで周囲に店舗が多いこともあり非常に利便性が良いです。1日だけのドロップインによる利用料金は2,000円となっており、セミナーが開催されていることも多いので、フリーランスで仕事している人やコミュニティを形成したい人に特におすすめです。

Hub Café
こちらは東京駅にあるコワーキングスペースで一番の魅力は価格です。ドロップインでの利用の場合、1時間当たりの料金はフリードリンク制で300円で利用することができます。他のコワーキングスペースではドロップインの深夜の利用はおこなえない場合が多いのですがHub Caféでは深夜から早朝までの間も利用することができます。その場合の利用料金は1時間あたり600円になっています。

Coin Space
こちらは渋谷界隈を中心に展開しているコワーキングスペースとなっており、ドロップイン型の中でも非常に珍しい15分毎の利用が可能です。15分あたりの利用料金は100円と非常に安価となっており、作業場として利用するのではなくショートミーティングや休憩で利用される人が多いようです。

まとめ

コワーキングスペースは近年の働き方の自由化に伴い発展してきたサービスの1つです。今後も働き方は多様化し様々なニーズが出てくることが予想されます。それに伴いコワーキングスペースも増加し、サービスも店舗ごとに差別化を図ってくることが考えられます。そのため今後も常にコワーキングスペースの最新情報を入手しておき、自分に適したコワーキングスペースを利用することで効率的にかつ無駄のないワークスタイルを確立していくことが大事になってきます。